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朝比奈ケイスケ
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カテゴリー: 作品

作品

「七夕の夜に」【ショート・ショート6】

Posted on 2018年7月7日 by asahina / 0件のコメント

織姫と彦星が会える唯一の日。 無垢な想いを短冊に願いを込めて 綴ったのは、遠い昔の話。 「明日になったら燃えるごみとして 処理されてしまうのに無駄なことを」 ウエディングドレスのような白さを 排気ガスのような悪意で汚した...

作品

「最後の夏」【ショート・ショート5】

Posted on 2018年7月1日 by asahina / 0件のコメント

雲一つない青空の下は殺人的に暑い。 日陰のできないグラウンドには 常に太陽の光が当たっている。 まるで舞台上のスポットライトだ。 球場にできたダイヤモンドの中心 小高いマウンドの周りには 陽炎が揺れて、見ているだけで 倒...

作品

「キミに会えたら」【ショート・ショート4】

Posted on 2018年6月28日 by asahina / 0件のコメント

6月28日。 僕にとって忘れられない日。 確か去年のこの日は雨が降っていて 僕はびしょ濡れになりながら 涙を流して、睨むように 曇天の空を見上げていたな。 「で、この部屋なんですが……」 スーツ姿で話す男の表情は 何かを...

作品/未分類

「遅く起きたら」【ショート・ショート3】

Posted on 2018年6月24日 by asahina / 0件のコメント

誰もいない部屋には飲んだ記憶のない ビールの空き缶が何本も転がっている。 仕事を終えてから一人で飲んだ結果 作業着姿のままに眠ってしまったようだ。 窓から遠慮なく入り込む隙間風が 湿った空気を絶えず部屋に取り込んでいる。...

作品

「僕の居場所」【ショート・ショート2】

Posted on 2018年6月22日 by asahina / 0件のコメント

背中が熱い。 噴出する汗が着ていた ワイシャツを濡らし、背中に張り付く。 普段なら気持ち悪さを伴う感覚なのに 今日は少しだけ印象が違う。 体育館の壇上で演奏する バンドを照らす光は明るく 暗闇になっている壇上の下に 設け...

作品

「雨の匂い、君との出会い」【ショート・ショート1】

Posted on 2018年6月22日 by asahina / 0件のコメント

交差点の信号が青になるのを 名前も知らない人達と待っていた。 目の前を過ぎ去る車の多さに 戸惑ったのはずいぶん昔の話で 今では日常になっている。 東京という街に染まっていることを 自覚しそうになった時に 雨の匂いが、嗅覚...

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【連載中】中編最新作『ハイライト』

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