バッティングセンター

身体は嘘をつかない。 年齢に勝てないという事実が 打席の後ろにあるキャッチマットに 軟球がぶつかる音によって自覚的になる。 あの頃、当たり前に打っていた 速度のボールが当たらない。 気を取り直して、構える。 マシンから放...

9月16日の戯言。

気付けば秋になっていた。 最後にエッセイというかブログを 更新したのは3月の話だった。 内容は、オールナイトニッポンで 土曜1時を担当するオードリーの 武道館でのライブの件だった。 なんだか遠い昔に感じてしまう。 あの時...

終電前

時刻が日付変更線を超える頃 僕らは駅に向かって歩いていた。 二人で歩くのはいつ振りだろうか。 僕よりも小柄な彼女に合わすように 歩幅を小さくすることを意識する。 普段見ている景色もゆっくり進み 少しだけ非日常感を抱いてし...