2019年2月28日の戯言

寒い。ただただ寒い。
少しだけ顔を出した温かさの功罪は
不必要に身体を痛めつける、厄介だ。
早く春にならないかなと思うけれど
来たら来たで文句を言うのは分かっている。
何とも面倒な性格だなと自嘲しつつも
重ね着生活からは抜け出したいと
心の底から思っている。
そんな二月最終日、ようやく投稿準備完了。
二年振りに出版社に作品を送る
独特の緊張感に自然と体が震えている。

2月になって色々なことが
突然できた大波のようにやってきた。
ここ数年、こんなことばっかりだ。
歓迎できるほど、今の状態は良くないし
何より心に余裕がないから辟易した。
きっかけは、小田和正も驚くくらいに突然で。
過去好きだった既婚女性と2時間くらい
話をする機会があり、過去の回顧録を開いた。
少し思わせぶりな発言もあったりして
見事なまでに心を弄ばれた、情けない。
「自信がない」と僕の命題に鋭く切り込まれた。
友人に顛末を話したら「何者の最後だな」と
言われて、納得してしまった。
30歳も近いのに二宮拓人から抜けられなくて
今も変わらず冷静な観察者気取りだと再認識。
いやぁ、悔しいね。
あそこまで返す言葉が見つからないと。
過去の傷が瘡蓋になっていたのに
あの日を境に瘡蓋が剥がれてしまった。
そういう時に限って、過去の恋の話は続いて
大学時代の仲間と酒を飲んだ機会に
元カノの近況を知ってしまったり
あの頃のハイライトをネタにされたりと
傷口に塩を塗られて、もうしんどい。
どうやら二人とも元気に楽しそうなので
それはそれで心から嬉しいのだけれども
同時に満たされない自分の本心に気付く。
年度末近くということで仕事も山積みだったから
もう機械的に身体を動かしていた。
心はボロボロなのに無理が効くのは
悪しき高校時代の副産物だろうか。
とりあえず理不尽には反発するけれど
抗体があるから何とかなった。
でも、自分の繊細な部分の対応は疎かで
むき出しの傷口は今も塞がらない。
そして頭と本心が結びつかない不協和音が
寝るまで響き続ける苦痛の日々。
深夜ラジオに逃げても僅かな鎮痛剤に過ぎず
気付けば痛みのようなものがやってくる。
後ろを向いて前を進む。
過去に依存し、後悔と共に生きる
誰にも評価されないストロングスタイルも
資本が壊れかけていたら、悪影響しかない。
思い出だって今では凶器に見えてしまう。
あっ、ヤバい。これ片足突っ込んでいる。
不意に自覚症状を認識して、焦るのは滑稽か。
気付くのは、生きていくのに不必要な因子を
大事にし過ぎているという現実だった。
前を向くと、こういうことがあるから
逃げているのだと突き付けられる。
もう受け入れる時期なんだろうな。
過去の幸せの映像を継続できないのは
自分自身のせいであることを飲み込んで
やけに高くなったプライドを捨てる時期。
この時期に転換期かよとツッコみたいけれど
それすら邪魔な因子なんだろう。
好きなことして生きるなんて大そうなことを
今の僕は言えないけれど、それに向けて
足を踏み出す必要性があるのだろうな。
弱みを見せない代わりに
苛立ちを表面化させるような
生き方ではダメだろうな。
今更自己肯定力なんて言葉を用いて
自分を形容することは厳しいけれど
小さい自信を積み重ねていかないと。
誰かと比べて、空いた席を見つけて
座るような処世術とは決別しないと。
「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を
久し振りに読みたいと思ったのは
今週末に控える武道館のせいだ。

プライドの捨て方、知りてぇな。
小説を書く時間欲しいなー。
そして何より、恋してぇー。

文責 朝比奈ケイスケ

1件のコメント

  1. ツィーターからきました。2019年になったものを読まさせて頂き拝見した以上、なにかしら足跡らしきものを残すものなのかしらとコメントしました。
    私は朝比奈さんより大分年上で文章を書くことにも
    慣れていません。なので自分の気持ちを文字で表せる人が、とても羨ましいです。
    あ、そうそう こんな気持ちなの。文章にするとこんな表現になるのね。というふうです。
    文才のない人間の特徴なのでしょう。
    この2月が気持ちが近かったので、こちらにコメントしました。また時間をみてアーカイブに残っているものなども読まさせて頂きますね。

    おばさんからみて最後の3行は可愛らしいかったです。
    お邪魔しました

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